“焼いたとうもろこしをどうして、あんな暑い夏に食べるんだろう?” あるいは “とうもろこしと言うと焼いて、お醤油をかけるけど、口がべたべたして、彼氏の前で食べにくい”
こういう話は時折、耳にしていたのですが、暑い夏に食べるのは夏の風物詩だし、とうもろこしを焼いて食べるのは香ばしいとも考えていたわけです。
ところが、我が社の自然交配による、神の恵みとしか言いようのない、とんでもなく甘い小ぶりのコーンが出来上がりました。でも、市場ではあの「味来」より甘くて、美味しいのに、サイズが小さいという理由で、評価されませんでした。
でも、知り合いのレストランや奥様にお分けすると“サイズはこのくらいのほうがダイエットにいいし、レンジやお鍋に入れるのに包丁で切らなくていいから楽よ”と絶賛されたのです。
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ラップにくるんで冷蔵庫に入れておけば萎びず、3日間プリプリ感そのまま |
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そのうちに、ある人から、“ピクニックコーンは冷やしたら美味しいし、ラップにくるめば何時でも取り出して食べられる”という声がありました。
そうか、冷やして食べるなんて考えてもしなかったなぁと思いました。 それで、みんなで、色んな品種をラップにくるんで冷やして食べてみました。
そしたら一番、糖度が高くて、粒が小ぶりで、プリプリしているピクニック コーンがべたべたしなくて抜群に、美味しく食べれたのです。
ラップすることによって真空状態に近くなることもありますが、ラップにくるんで冷蔵庫に入れて冷やしておけば、ピクニック
コーンは萎びず、3日間もプリプリ感そのまま。まさに、“何時でも取り出して食べられる”のです。
小さくてプリプリしていて、冷たいイメージから白熊のスィートなピクちゃんとクールなニック君のキャラクターも自然に生まれました。
キャッチフレーズの “冷たくされると甘いんです”はいろいろなコピーの中で断然、女性に人気があったのでこれにしました。
こんなに美味しいのにもう止めようかと思っていた商品が消費者の皆さんの後押しで生まれ変わった訳です。可愛がってやってください。 |