すでにPS農法を取り入れ、その効果を日々実感されている農家の方々をご紹介いたします。
農歴:16年PS導入後:10年
ハウスでは、トマト・ホウレンソウ・スナップエンドウ・サヤエンドウ・モロッコ豆を、露地では、ニンジンをつくっています。 PS農法を始めて、格段に土が良くなりましたね。 毎年どの作物も、すなおによく育ち、収量、品質、食味とも安定してきました。
直売所ではリピーターのお客さんたちが、開店時から待っていて下さる事に喜びを感じます。
「あんたのところの野菜はどれでもおいしい。だんだんなー(ありがとう)。」
お客さんのこのことばが、私への最高のご褒美かな。
「古藤さんと知り合って、もう11年ですか。早いですねえ~。 古藤さんの作物の観察力から、私も色々勉強させてもらってますが、いつも有難うございます。」
「パイオニアさんからの、分析診断書には本当に助けられてますよ。悩んだ時、困った時に、PS農法は問題の解決策を具体的に提案してくれる。」
「土壌の肥料分のバランスや、作物の栄養状態を分析して問題の解決を図る事が、PS農法の基本姿勢です。
生産者の方々の、栽培経験や勘・観察力はもちろん必要不可欠ですが、変化に対応するための手段が、分析!
天候や生育ステージ、あるいは品種によって水分や肥料の吸収量は大きく変化します。その時の状況を科学的に数値化することで、客観的な評価が容易になります。」
「作物は、人間みたいにしゃべることができない。そのかわり葉っぱの色ツヤや形状、葉柄の角度、それに芽先の勢いや 食味で自分の健康状態を知らせてくれる。
その信号をリアルタイムで読み取れるかどうかが、自分の経営を左右する一番大きな課題だと思います。
自分の勘ピューターや過去の経験則ばっかりに頼っていても、当たり外れのリスクが大きい。
PSラボでの土壌や植物分析とその処方を利用することで、作物が発信している言葉をある程度、読み取れるようになった気がします。」
「作物と正確なコミュニケ-ションをとるということが、農業の永遠の命題です。PS農法のノウハウを通じて古藤さんの鋭い観察力にさらに磨きがかかり、作物との意思疎通がスムーズになったようですね。
分析値を経営に活かすためには、観察力が要求されます。それによって次の管理が決まる。
観察力が乏しければ、分析値もネコに小判位の価値しかありません。」
「去年(平成25年)パイオニアさんが連れて来てくれた外国人の先生からも、分析を活用して適切に管理してるから、着果と品質が安定してるんだって指導してもらったとき、自信が確信に変わった気がします。ちょっと大げさかな。
T-Tape®(点滴チュ-ブ)とパイオニアの液肥や活力剤を分析処方に沿って施用すると驚くほど、作物の変化が早い。ほんとうに早いですよ。」
「作物は、自分の発信に対して適切に対応してもらった時には、全身で応えてくれますもんね。古藤さんが気づいておられるように、葉っぱの色ツヤ、葉柄の角度それに果実の食味まで改善されてきます。
この変化は、地上部だけではなくて、地下の根っこにもダイナミックに現れます。
真っ白い根毛が群生してきます。これは、作物と土壌への適切な施肥管理が実践されたことで、作物の発根が旺盛になり、根圏の物理性・化学性・微生物学性まで改善されたからです。
当社では、水質・土壌・植物分析を専門的に行っているPSラボに加えて、微生物を専門的に培養・分析するMRDCを新設しました。
期待してください。」
「根っこは、以前からしっかり観察するよう心掛けてます。新陳代謝がすごい。
ほんの数日で、根量が驚くほど変わる。それによって、地上部の変化が手にとるように分かるんです。
根の状況は作物の生育のバロメーターですよね。
根圏の物理性と化学性については、十分理解できるけど土壌中の微生物は目に見えないだけに正直、その影響についてはまるで見当がつきませんね。
菌体肥料や資材が、最近一段と脚光を浴びているようだけど、現段階では、半信半疑かな。今後、MRDCを利用したいな。」
「ぜひ活用をしてください。土壌中の微生物の働きは実に多様性に富み、複雑です。いまだに、解明されてない部分が圧倒的に多い。
MRDCでの分析を通じて微生物が、根の働きや活性にどのような役割を持っているのかを徐々に解明していきたい。
作物の生育を支える根っこが、どのような微生物相のときに最大限の働きをするのかを研究していきます。」
「な~るほど」
「ご協力ありがとうございました。だんだんなー」
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