我々のイノベーション

スマートファームについての提案

1スマートファームとは

現在の多くの農家の栽培では農薬や化成肥料を使ったいわゆる画一的な「慣行の栽培方法」が世に席巻しています。この栽培は誰でもある程度、収量も上がりますが、栄養成分や美味しさ、それから持続可能な農地の環境保全はないがしろにされています。そして、画一的に殆どの農家が同じような農薬や化成肥料を毎年、使うこと自体、毎年変わる自然条件や作物毎の栄養必要量に合わせたものではないのです。肥料の主要成分のみならず、本来、自然の土壌が持っている、あらゆるミネラルを農家ごとにテーラーメイドに施肥をしてこそ収量も品質も両立できるのです。科学的に土壌の内容成分や微生物分布等を分析した上で、何が足らないのか何が過剰なのかをスマートに追跡して微生物も巻き込んだ、そんな作物を育てる。だから、スマートファームだけが農薬を最低限にすることができ、本当に美味しい栄養たっぷりの作物が育て上げられるのです。

2分析と施肥設計

P.S.ラボ

皆様は分析をしたことがあるでしょうか。日本では長らくNPKを使った施肥設計がベースになっております。しかし、いかがでしょうか。その土壌にどれだけの成分が入っているかもわからず、同じ作物を作るときは毎回同じ肥料を同じ量入れていきます。その作物がどの成分をどれだけ吸って、どれだけ残存しているかを把握せずに…

そこで必要なのが分析です。分析をし、数値化することで今まで見えてこなかったものが見えてまいります。

水は20要素、土は16要素、さらに植物分析を12要素にわたって分析します。このように多方面からモニタリングすることでより客観的に必要な成分を判断でき、余分な肥料を減らし 植物体を健康な状態に保つことが出来れば 農薬も減らすことが出来る、とった良いスパイラルが生まれます。結果的に 環境にもやさしく、継続的な農業ができ、消費者には安全な作物をお届けすることができるようになるのです。

3微生物の働き

土は「自然由来の有機物を入れれば良くなる」と考えている方の多いのではないでしょうか?

人にも食事の趣味嗜好があるように微生物もエサとなる有機物が異なります。土壌中の微生物は微生物同士で餌や棲家の取合競争をしたり、時には協力したりすることで均衡(バランス)をとっています。そこに人為的に有機物(餌)が投入されると、その餌を好む微生物が著しく増加しバランスが崩れてしまいます。バランスが崩れるとそれまでは他の微生物との競争で抑えられていた植物病原菌が増加し、植物を加害し始めることになります。土作りの前や土壌消毒の前後に微生物分析をおこなうことで土壌微生物のバランスがどうなっているのかを確認することで、適切な有機物を選ぶことができるようになります。

4適切な施肥設計と微生物がもたらすもの

施肥設計がしっかりすれば残肥も少なく輪作もやりやすくなります。輪作をすれば同じものを作ることによって起きる連作障害も避けられ、うまく回すことで畑を休ませることもできます。また、微生物が多ければ植物体はより栄養を吸収することができ、健全な生育はしっかりとした組織を作り上げ、病害虫にやられることも少なく、結果として農薬を使う頻度も下がります。きちんと考えられて作られた青果物は含まれる栄養素の含有量も大きく変わります。野菜が好きで好きでしょうがない方でしたら、必要な栄養素を補うだけ食べることも可能ですが、一般的には必要最低限で摂取したいものです。必要最低限で必要な分を摂取できる。これって非常にスマートですよね?

5スマート生産、スマート消費、そして・・・

必要な施肥をし、必要な微生物を足し、環境にやさしい栽培で作られた野菜は消費者にもシンプルでスマートな提案ができます。施肥、薬散が少ないから栽培管理もしやすくなり、しかも野菜の持つ本来の味と栄養分を得られるから、少ない量で必要な栄養分を摂取でき消費者の支払いもスマート。健康を気遣う現代においても栄養価の高い野菜がもたらす恩恵は病気、病院を遠ざけます。こんな考えかたって、本当は古いけど新しいと思いませんか? 新しい我々のスマートなテクノロジーは本来、自然界が持っている可能性を引き出し、作物の可能性を最大限に引き出すスマートテクノロジーです。