サナテックシード(株)

会社について

ご挨拶

我々の置かれている環境的大変化-世界の地政学的変化、地球温暖化、さらに革命的バイオテクノロジーの勃興などにより、我々のビジネス環境に新しい動きが出てまいりました。当社にとっての大きな動きとは次の2つにあります。

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日本農業は従来水田稲作生産中心でしたが、近年、必要な食糧は自国で生産するという畑作中心の農政の大転換を迎えています。
農村は担い手不足と米の過剰が深刻化しており、大規模で労働生産性や機械効率の良い作物でなければ成り立たなくなってきています。さらに円安と海外穀物の高騰、ウクライナや台湾の地政学リスクが拍車をかけ、牛、豚、鶏の飼料を自給しなければいけない食糧安全保障が課題の時代となってます。これにより、従来は海外から殆ど輸入に頼っていた飼料用とうもろこし、小麦、大豆などの作物を国産化するという動きが強まっています。
この変化に先んじて我々はいち早く、2010年頃より、子実コーンの作付け、収穫の実証試験を開始し、全国の農家と協力し、栽培のノウハウや飼料会社との提携を模索してきました。2024年には農業基本法が改正になり、この国産子実トウモロコシ生産が躍進することを期待しています。
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農業生産における品種改良はイノベーションの大きなものでした。1924年の米国のトウモロコシのF1ハイブリッド種子の商業化、2000年代からの遺伝子組み換えの種子の普及、そして、人ゲノムの解読を経て、品種改良は従来の交配育種からゲノムレベルでのテクノロジーへと進化し、そしてノーベル化学賞に輝いたゲノム編集の画期的技術、CRISPR-Cas9システムの発表(2012年)に至るのです。 この変化をうけて、我々はゲノム編集による新しい作物の創出を目指して、筑波大学生命環境系の江面浩教授をCTOとした筑波大学発ベンチャー・サナテックライフサイエンス(株)を2018年に創業しました。そして、2021年に世界で初めてCRISPR-Cas9によるゲノム編集作物(ハイギャバトマト)の商業化に成功しました。

これら2つの時代の風とテクノロジーの雲に乗って一層、飛躍する期待を胸に、トウモロコシ種子の日本における先駆者的存在のパイオニアエコサイエンス(株)と農業生産に必要な土壌、水質、作物のデータを活かしたプラットフォームであるPsEco(株)を合併し、2024年1月1日をもちまして商号を「サナテックシード株式会社」に変更いたしました。
更には、サナテックライフサイエンス(株)といずれ統合および上場をする予定でいます。

サナテックシード 株式会社
代表取締役会長
竹下達夫

会社概要

商号サナテックシード株式会社
本社〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-7-10 ランディック虎ノ門ビル7F
設立平成11年12月16日
資本金9,500万円
事業所東京・帯広・札幌・盛岡・宇都宮・熊本・宮崎
取引銀行りそな銀行・横浜銀行
株主ジョイ ブラザーズ株式会社

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事業所所在地

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東京本社
北海道事業所
札幌営業所
東日本事業所
盛岡営業所
L&Tセンター
西日本事業所
宮崎営業所
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東京本社

〒105-0001
東京都港区虎ノ門3-7-10 ランディック虎ノ門ビル7F

TEL:03-3438-4731

FAX:03-3438-4730

交通

東京メトロ日比谷線 神谷町駅下車 徒歩2分

東京メトロ銀座線 虎ノ門駅下車 徒歩7分

北海道事業所

〒082-0004
北海道河西郡芽室町東芽室北1線4番地13

TEL:0155-62-7848

FAX:0155-62-7852

札幌営業所

〒007-0834
北海道札幌市東区北34条東14-1-21 酒井ビル2F

TEL:011-748-8721

FAX:011-748-8722

東日本事業所

〒321-0925
栃木県宇都宮市東簗瀬1-5-7

TEL:028-638-8990

FAX:028-638-8998

盛岡営業所

〒020-0122
岩手県盛岡市みたけ3-2-31

TEL:019-641-8213

FAX:019-641-0939

L&Tセンター

〒321-3325
栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台106

TEL:028-687-0087

FAX:028-687-0086

西日本事業所

〒869-1101
熊本県菊池郡菊陽町津久礼152-2

TEL:096-232-7788

FAX:096-232-7790

宮崎営業所

〒886-0003
宮崎県小林市堤1953-1

TEL:0984-22-5165

FAX:0984-22-3164

沿革

2024年1月パイオニアエコサイエンス株式会社と株式会社PsEcoが合併し、社名を新生「サナテックシード株式会社」に変更
2021年2月PSシステム部とPSラボを統合し分析データに基づくデジタルソリューション事業を目的とする株式会社PsEcoを設立
2018年4月ゲノム編集による品種開発を目的としたサナテックシード 株式会社設立(東京都港区)
2016年1月パイオニアハイブレッドジャパン株式会社とパイオニアエコサイエンス株式会社が合併し、新生パイオニアエコサイエンス社が発足する。
2013年10月下栗町にP.S.ラボ/MRDCを新設し、上三川のP.S.ラボを移設。
1999年12月パイオニアオーバーシーズコーポレイション(米国)とジョイブラザーズ株式会社(日本)との合弁によるパイオニアエコサイエンス株式会社が設立され、パイオニアハイブレッドジャパン社の園芸種子、PSシステム、芝生事業がパイオニアエコサイエンス社に移管された。
1997年2月P.S.ラボを開設
1987年6月西日本事業所を開設
1985年1月 盛岡営業所を開設
2月 東日本事業所を開設
3月 北海道事業所を開設
1984年8月本社及び宮崎営業所の開設
1984年8月パイオニアオーバーシーズコーポレイション(米国)とジョイブラザーズ株式会社(日本)との合弁によりパイオニアハイブレッドジャパン株式会社が設立され、竹下達夫氏が代表取締役社長に就任する。

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