ニュースリリース

近年亜リン酸肥料が多くの肥料会社から販売されていますが、普通のリン酸肥料との違いは?

簡単に説明すると、通常のリン酸はH3PO4の化学式です。亜リン酸はH3PO3となります。
たった1個の酸素原子がなくなったことで、通常のリン酸よりも使い勝手が大幅に改善されたのです。カリウムと組み合わせた亜リン酸カリは、作物への吸収性が良好で、土壌中に施用しても通常のリン酸に比べて、すぐに固定される割合が低いため、少量の施用でも十分に効果が現れるのが、最大の特長です。

弊社の「PSダッシュMEネオ」は、高純度で高成分の亜リン酸カリにキレート形態の微量要素を混合し、北海道から九州沖縄まで、さまざまな作物に使われるほどのベストセラ-になっています。

2016.01.14

毎年の土壌分析でリン酸が過剰と判定されています。農業関連の新聞や専門書にも全国的にリン酸の集積が進んでいて、施肥量をコントロールした方が良いと書いてあります。 なぜ、リン酸は土壌中に集積しやすいのでしょうか?

リン酸は土壌中で固定されやすい化学的な性質を持っています。一旦固定されるとなかなか作物に再利用されにくい形態のリン酸化合物になって、集積が進んでいくからです。リン酸は、pHが高い土壌では、カルシウム(石灰)やマグネシウム(苦土)とpHが低い土壌では鉄、アルミニウムなどと結合しやすい性質を有しています。
やっかいなのは、水に溶けにくいため、作物に吸収されにくく、着実に土壌中に蓄積されていきます。
リン酸吸収係数が大きい土壌ほど、作物への吸収率は、低下していきます。

この問題を効率よく解決するために、弊社では「PSアクティベ-タ-」と「PSリンク」を開発しました。

PSアクティベ-タ-、PSリンクについてはこちらをご覧ください。

2016.01.14